伝統的な日本式の製本法である和綴じによって製本された和綴じノート。1ページ目に各作品の名文を抜き出しました。
単行本サイズ(135×195mm)/無地 200ページ
『二十六夜』宮澤賢治
フクロウたちの三日間を描いた物語。登場人物はみんなフクロウです。夜の暗闇を覆っている森の木々、その間から覗く夜空の星、そしてフクロウたち。そんなフクロウたちの楽しい物語と思いきや、本編は夜の森とフクロウ(おもにフクロウの僧侶とフクロウの三兄弟)を通して語られる「罪とは?」や「罰とは?」といった仏教的思想を含んだちょっと難しい作品です。